本社で3月のお茶会を開催しました。
先月まで雪が降っているかと思ったら、今月に入ってからは雨になり風も落ち着いてきていることから春が近づいているのでないかと感じます。
さて、今回の掛け軸は、
春光:漆エ島野三秋 筆

ウグイスがと柳が描かれています。
ウグイス・・・鳴き始める季節が早春であることから春の鳥として有名ですね。
柳・・・桜色ととも春を代表する柳色、萌え出るような柔らかい黄緑色として表現されているようです。
3月に葉が出るのとほぼ同時に黄緑色のふさふさの穂のような花が咲き始め、
これを合図とするかのように桜の開花の便りも届き、いよいよ本格的な春が到来しそう雰囲気がします。
絵は漆職人による作品で線が細いのが特徴です。
近くで見るとより線が細く見える気がします。

そして、今日のお菓子は「青柳」
緑から萌黄色の花を咲くことをイメージしたお菓子です。

今日の先生からのお話は、「大坂城の歴史について」
天正十一年(1583年)、豊臣秀吉がこの城に入場し、初めてのお茶会を開催しました。
この瞬間、大坂城が日本の文化の発信地としての地位を確立するきっかけとなりました。
しかし、歴史は常に変化するもので、慶長二十年(1615年)、大坂夏の陣で大坂城は炎上し、その美しい姿は失われてしまいました。
その後、元和六年(1620年)には、二代徳川によって再築され、新たな時代の象徴として再びその姿を現しました。
また、昭和六年(1931年)にも再度の改修が行われ、現在に至るまでその壮大な姿を保っています。
来月に開催される大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」となっております。
振り返ってみると大坂城の歴史は、時代を超えた挑戦と再生の物語であり、
私たちに未来を見据えたデザインの重要性を教えてくれるのではないでしょうか。
ありがとうございました。
管理部 和田